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精神科・心療内科の開業について

2022/07/13

医療業界の税務会計に特化しているミネルバ税理士法人(医院・クリニック税理士Smile)では、数多くのお客様をお手伝いしております。その中でも近年では、精神科心療内科の開業相談や税務サポートについてのご相談が増えています。
今回は、心療内科の開業についての内容をまとめましたので、これから心療内科で開業や税務サポートをお考えの方は参考にしていただければと思います。

■心療内科の税務会計・事務まわりの特徴

・産業医への報酬が「給与所得」と「事業所得」の2種類があり複雑
・株、FX、暗号資産などの資産運用を行っている先生が多い
・正社員雇用ではなく、パート・アルバイトが多いので年末調整、給与計算の作業が多い
・従業員の入れ替わりが多いため、社保・労働保険の手続きの作業も多い
・概算経費についてのご相談が多い

■心療内科開業のポイント

1. 立地・場所選び

・心療内科に通っているところを見られたくないという方が多く、2階以上の場所で開業するクリニックが多い。一般的なクリニックとは違い足腰が悪い高齢者が多いというわけではないので、階段しかないビルでも2~3階であれば開業候補にする先生も増えている。
・医療モール(医療ビル)で開業する方も増えている。

2. 内装

・落ち着いた雰囲気になるような内装にする。
・声が漏れないように、壁や扉の厚さや隙間に配慮することが必要。
・出入口を二つに分ける方法もある。
・多くの医療機器を用意する必要がないため、設備資金はあまりかけなくて良い。
・オンライン診療ができるようなスペースや設備を準備する。

3. 集客

・心療内科の数も増えているため、競合分析を行い、戦略を立てることが重要です。オンライン診療、認知症に特化するなどクリニックの特徴を開業前に定めておきましょう。
・HPでの集客をメインにしている。心療内科の場合は、デリケートな悩みが多いため、知り合いからの口コミではなくインターネットで本人や家族が探すことが多いため、HPの内容は充実させる必要がある。
・完全予約制にして人と会うことを極力少なくする。

4.採用・教育

・パート・アルバイトが多く、人の出入りが多いため、教育してもすぐに従業員が辞めてしまうこともある。
・心療内科の場合、患者さんの話をしっかり聞くことが求められるため、患者さん一人あたりにかかる診察時間が長くなる傾向がある。
・クリニックの目指す方向性によっては、受付対応の従業員以外にも、臨床心理士や公認心理士を雇用する必要がある。

医院・クリニック税理士Smileができること

1. 創業融資計画書サポート

当社では、日本政策金融公庫・金融機関等での融資サポートを行っております。
心療内科の開業資金は、院の特徴やコンセプトにもよりますが、基本的には電子カルテ、予約システムぐらいの設備があれば開業ができるため3,000~6,000万円が多い印象です。運転資金及び設備資金でいくら必要なのかを一緒に考えさせていただき、創業融資の申請サポートをさせていただきます。詳細はお気軽にご相談ください。

2. 経理丸投げで本業に専念できる

当社では記帳代行(経理資料を郵送で送るだけ)で当社にて対応することが可能です。クリニックによっては、院長や受付の方が会計ソフトの入力をされている方もいますが、めんどうな経理作業にかかる時間を削減することができます。
ご希望に合わせて毎月訪問のプランと訪問なしのプランを選ぶことができます。

3. 社会保険・労働保険も安心サポート

当社ではお客様のご要望に合わせて提携社会保険労務士をご紹介させていただきます。スポットで社会保険・労働保険の手続きだけ対応できる社労士から、顧問契約で労務問題が起きた時にすぐにサポートできる社労士などお客様に合った社労士がサポートします。

4.HP作成会社をご紹介

Web集客がメインとなる心療内科の場合は、HPはとても重要です。HPを作成してくれるHP作成会社を自分で1から探すのは大変です。当社ではWeb集客に強いHP作成会社をご紹介することが可能です。

 

以上になります。

心療内科の開業支援や税務サポートをお考えの方はお気軽にご連絡ください。

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