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医療経営の3つのポイント
経理のポイント
コスト削減のポイント
利益を増加させるためには、費用を減らす取り組みが重要です。クリニックの費用には、大きく「人に関わる費用」と「物に関わる費用」があります。人に関わる費用には、業務や手当を改善する視点と外部に業務を委託して費用を下げるという2つの考え方があります。
また、物に関わる費用削減のポイントは、診療材料費単価を下げることとロスをなくすこと、そして省エネ、アウトソーシング費用の圧縮などがあげられます。
診療報酬の分析
現在、医院、クリニック、診療所などの医療業界は非常に厳しい環境に置かれています。
このような厳しい環境の中、発展していく医院と、経営に行き詰る医院との格差がこれまで以上に拡大し、一般企業のように顧客サービスに重点を置いた「患者志向の医院経営」が求められています。
医院の経営状態を客観的に把握するには、数値化したデータが欠かせません。
月次の試算表はもちろんですが、具体的な対策を打つためには、更に詳細なデータも必要となります。
一般企業であれば、売上を分析する際、売上総額だけでなく、商品別の売上や顧客数、新規顧客数、リピート率などを把握するはずです。
これは医院でも同じです。総収入だけでなく、診療行為別の収入、保険種類別の収入、患者数、初診患者数、再診患者数、レセプト1枚あたりの単価、1診療あたりの単価などの数値を把握して初めて有効な対策が可能になります。
自医院の収入を分析することで、強み・弱み、課題を顕在化させることが可能になります。
「診療報酬の分析」を行うことで
- 診療収入の細かい分析ができる。
医院の診療収入を多面的に分析することができます。 - 都道府県別平均、全国平均の数字と比較ができる。
- 過去3期分の推移を確認することができる。
同一地域の平均値と比較して自院の位置付けが分かり、対策の糸口を掴むことができます。診療収入及び、それを構成する患者数と単価の推移をもとに、医療行政の動きや目指す方向性に合っているかを確認することができます。
当事務所では、月額報酬にプラス1万円で診療報酬の分析を行っております。詳細は、お気軽にお問合せ下さい。
労務のポイント
医療機関に滞在する労務リスクとは
医療機関における労務リスクは、その原因別に8つに分類されます。
金銭支払などの直接の経済的損害ばかりではなく、イメージ低下、あるいは風評等による社会的損害は、地域から得てきた信頼を失うばかりでなく、患者数の減少など、長期間にわたって将来の医療機関経営を圧迫する要因にもなりかねません。その損失の大きさが予測不能であるため、防止するための対応策が一層の重要性を増します。
当事務所では、提携先の社会保険労務士をご紹介できます。就業規則の整備は、人事労務と勤怠管理の基本であり、出発点だといえます。それ以外にも、労働保険(労災保険、雇用保険)や社会保険(健康保険、厚生年金)の加入手続き、 助成金の手続き等、必要に応じてご案内ができますので、お気軽にご相談ください。
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